1. トップページ
  2. フロアマップ
  3. 鳥居内科
  4. 鳥居内科ブログ
  5. 新しい糖尿病薬が使いやすくなりました

新しい糖尿病薬が使いやすくなりました

2011/01/17 【クリニックの紹介】

鳥居内科 鳥居幸生です。

新薬の場合、発売1年間は14日分しか処方できないので使いにくいのです。

1年前に承認された新しい糖尿病薬(内服薬)が使いやすくなりました。

「インクレチン」と呼ばれる消化管ホルモンの血糖降下作用を利用した薬です。

インクレチンは食後に血糖値が上昇した時にだけ作用を発揮します。

血糖値が低い時には作用しないので、この薬は低血糖を起こしにくいのです。

また従来の糖尿病薬に比べて、体重増加しにくい薬です。

動物実験では、インスリンを分泌する細胞を増やしたり機能を回復する効果が認められており、ヒトに対する効果も期待が高まります。

新しい機序による期待の新薬です。

鳥居内科では既に数十人の糖尿病患者さんに使用しています。

2010年の夏にインクレチン関連の注射薬も発売され、勿論こちらも処方しています。

注射薬はまだ14日分しか処方できないので、まだ数人のみの使用です。

糖尿病治療のことなら、経験豊富な鳥居内科へご相談下さい。


鳥居内科

院長 鳥居 幸生(とりい こうせい)

院長 鳥居 幸生(とりい こうせい)

クリニックの紹介はこちら

カテゴリー

月別アーカイブ