鳥居内科  　鳥居幸生です。

鳥居内科は糖尿病治療と心臓病治療に力を入れています。

今回は心臓検査の一つ”BNP”を紹介します。

心臓の検査といえば・・・心電図、胸部レントゲン、心臓超音波などがよく知られています。

ただこれらの検査で異常が見つからず、「心臓は大丈夫」といわれている人の中に・・・実は「隠れ心不全」の人がいることを知っていますか？

「隠れ心不全」とは、自覚症状がない早期の心不全のことです（勝手に命名しました）。

この「隠れ心不全」を検査するのに有用なのが”BNP”です。

”BNP”は心臓の機能が低下すると分泌されるホルモンで、血液中の”BNP”を測定することで、隠れ潜んだ早期の心不全を発見することが可能です。

心機能が著明に低下して苦しまないために、心不全を出来るだけ早期に発見して、適切に治療することをお勧めします。

また既に心不全で治療中の人も、そのコントロール指標として”BNP”はとても有用です。

鳥居内科では”BNP”がたったの15分程で測定できるようにしました。

受診されたその日のうちに”BNP”の結果を見て、次の検査予定や治療を相談しましょう。