子どもの近視について
2013/11/08 【目の病気】
今日は近視(近眼)についてのお話です。
大人が近視であるか遠視であるかは目の形で決まります。おおざっぱなお話をしますと角膜(くろ目)のカーブと眼軸長(目の前後の大きさ)によって決まるわけです。子どもの場合はそこに調節の問題が加わってきます。
私たちが遠くも近くも見えるのは目に調節機能が備わっているからですが、水晶体(目にそなわっているレンズ)の周りに毛様体筋という筋肉がついていて、近くを見る場合にはその筋肉が緊張して水晶体の変形がおきてピントを合わせることができます。これを調節といいます。
子どもは調節力が大きく、そのために本を近づけすぎて読む習慣がついていると毛様体筋の持続的緊張が生まれ遠くの方にピントが合いづらくなります。この状態を調節緊張または仮性近視といいます。
仮性近視か近視かを見分けるためには目の度数や目の大きさを測定する必要があります。そこで活躍する機械がIOLマスタという機械で、カメラで撮るように簡単に目の大きさを測定することができます。
子どもさんの近視のことで気になることがございましたら一度ご相談ください。
院長 西嶋 一晃(にしじま かずあき)
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