ドライアイの治療・・・キープティア
2011/05/18 【目の病気】
みなさま、こんにちは。
ドライアイは目が乾く、ゴロゴロするという不快感程度の症状から始まり、悪化すると眼精疲労、視力低下を来たす疾患です。
近年、コンピュータ作業等の増加、エアコン使用による室内乾燥、コンタクトレンズ及び屈折矯正手術の普及等により、ドライアイの方が増えているといわれています。ドライアイ治療には主としてヒアルロン酸ナトリウム点眼液と人工涙液が用いられています。
しかし点眼薬では改善しない場合もしばしばみられ、そのような場合には涙道閉鎖を行って涙が流れ出ていくのをおさえる治療が行われます。いままではシリコンでできたプラグを鼻涙管の入り口に挿入しましたが、異物感が出たり鼻涙管の中に落ち込む場合もありました。
近年、キープティアという熱で固まるコラーゲンの一種でできた涙道閉鎖薬が発売されました。これを鼻涙管のなかに注入してしばらく待つと固まり、涙道閉鎖効果が得られます。異物感もほとんどなく患者さんにも好評です。
ドライアイでお困りの方は一度ご相談下さい。
院長 西嶋 一晃(にしじま かずあき)
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