目の病気9・・・緑内障
2010/11/30 【目の病気】
みなさんこんにちは。
今日は緑内障です。緑内障は気付かないうちに徐々に視野が狭くなり、最終的には失明する非常に恐ろしい病気です。日本人の失明原因の第1位です。疫学調査では日本人の20人に1人の割合で緑内障の人がいるとの結果が出ています。
目が一定のかたさを保ち形を保っているのは、毛様体で房水が産生され、それが虹彩の付け根の隅角から出て行くという水の流れがあるからです。房水が隅角より出て行く抵抗が高まると眼圧(眼球のかたさ)が高まり、眼底の視神経乳頭が写真のように障害を受けます。そうなると網膜の神経節細胞が死に、視野狭窄が出てきます。
緑内障は早めに治療すれば進行を抑えられる病気です。何よりも早く発見することが重要です。初期の変化であれば点眼薬によって治療できます。とくに会社等で検診を受けられていないような人は、年に1度でも眼科検診をおすすめします。
院長 西嶋 一晃(にしじま かずあき)
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