京都市中京区　なかい耳鼻咽喉科院長、中井　茂です。                  

 先週の日曜日から始まったTVドラマ、｢日曜劇場JIN -仁-　完結編｣・・・観てますか？

なかなか面白いですね。僕はすかっりはまっています（笑）

現代医学の知識を活用して、江戸の庶民や歴史上の人物の治療に携わる・・・

しかし、自分の行為が歴史の変革にかかわるのでは？と戸惑う主人公。

同じ医師として自分だったら？　なんて想像しながら先週は２時間スペシャルを楽しみました。

昨日ももちろん9時には家族でテレビの前に集合です。

さてさてそんなある日、子供が学校からはしか（麻疹）・風しんの予防接種のお知らせをもらってきました。

―現代（いま）なら守れる―、写真はJINの場面です。文部科学省・厚生労働省もJINを使うあたり、なんだか洒落ていますね。感心しました。

 はしかの定期接種は１歳と小学校入学前（年長児）に行われていますが、数年前より10代、20代の流行が問題となっています。

はしかの発症を防ぐためには２回の予防接種が必要とされていますが、流行の中心となった世代の方々は幼少期に１回しか予防接種の接種機会がなかったり、受けそびれていた人も多くいます。

このため現在、はしかの発生と流行を防ぎ、かかる方の数を限りなく抑えるため、中学１年生・高校３年生に相当する年齢の方を対象に法律に基づいた公費による予防接種が行われています。

対象の方には市町村から連絡が届いていると思います。

受け忘れる事の無いよう、今一度ご確認を・・・新学期のうちに済ませておくことをお勧めします。

当院でも接種を受け付けています。

予約制ですので、まずはご連絡して下さいね。