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「聞こえ」の話

2010/10/02 【耳鼻科の話】

京都市中京区 なかい耳鼻咽喉科院長、中井 茂です。

今日は「聞こえ」についてお話ししましょう。

 

年齢とともに多かれ少なかれ聞こえの問題が現れるのは、人であればみんな同じです。

ただ、聞こえにくくなってくる時期と聞き取りにくさの程度には、大きな個人差があるものです。

現在の情報化社会の中での生活を考えますと、聴覚によるコミニュケーションもやはりとても大切なものですよね。

「良い聞き取り」には話し方の工夫や静かな環境などもとても大切ですが、それぞれの方の耳の聞こえの状態に合わせて適切に調整された補聴器の装用も大変効果的です。

最近のデジタル補聴器は以前のものと比べて、性能だけでなくデザイン面でも随分と優れてきています。

お洒落なアクセサリーの様なものもあるんですよ。

欧米では、補聴器の使用は単なる加齢の証ではなく、ある程度の年齢になっても積極的に社会で活躍し続けているというステイタスの証なのはご存知でしたか?

要職に就く人物、例えば大統領などの様に絶対に聞き間違いがあってはいけない人物は40代から既に補聴器を着けていた例もありました。

なかい耳鼻咽喉科では聞こえや補聴器のご相談にも積極的にお答えしています。

聞こえに対して不安や不便を感じていらっしゃる方は是非一度ご相談下さい。

 

ところで聞こえの衰えは高齢の方だけの問題だと思われがちですが、最近では若い世代の難聴も問題視されています。

携帯型音楽プレイヤーの流行による「ヘッドホン難聴」、30~40歳代の働き盛りの年代ではストレスの影響からか低い音の聞こえが悪くなり、その後良くなったり悪くなったりを繰り返す「低音障害型難聴」などが多く見られます。

このような聞こえの障害は日頃の不自由さはあまりなく、聞こえ方の違和感やこもり感、耳鳴りなどしか自覚症状が無いことが多いために注意が必要です。

最近何だか聞こえ方がおかしい気がする、耳がいつもこもった感じがする、耳鳴りが治らない・・・このような症状をお感じの方は、できるだけ早くご相談ください。

あなたの現在の聞こえ方を調べる「聴力検査」がまずは必要です。

聴力検査

↑こちらが聴力検査に使用する機器です。

防音室にてしっかりとデータを取り、詳しくご説明します。

防音室に一人で入るのが怖いお子さんも、お母さんと一緒に入室出来るので大丈夫ですよ!

 

話は変わりますが・・・

京都府立医大での同僚で、耳鼻咽喉科専門医でありながらとびきり腕利きの形成外科専門医でもある西村雄先生が医院を訪ねてくれ、その時の様子を先生のブログで紹介して下さいました。

僕に関する記事については褒められ過ぎでコソバユイですが、僕とは違ってスマートで洗練された西村先生が綴るブログは刺激的で興味深く、よく楽しみに覗いています。


なかい耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科

院長 中井 茂(なかい しげる)

院長 中井 茂(なかい しげる)

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