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『小児耳鼻咽喉科』に対する想い

2010/09/24 【なかい耳鼻咽喉科開設までの軌跡】

京都市中京区 なかい耳鼻咽喉科院長、中井 茂です。

今日は『小児耳鼻咽喉科』に対する僕の想いをお話ししたいと思います。

少し長くなりますが、お付き合い頂けたら嬉しく思います。

小児耳鼻咽喉科・・・皆さんにはまだあまり聞き慣れない科目かもしれません。

僕も所属する日本小児耳鼻咽喉科学会では新生児から小児期の子供達を対象とした耳鼻咽喉科学に関する調査、研究および知識の普及が活発に行われています。

同じ耳鼻科の疾患でも成長過程にある子供と大人とでは症状や治癒の過程が異なるのが当然で、治療方法にも違いがあります。

病気による障害が残った場合、小児ではこれからの大切な成長に大きな影響を来してしまう危険性があります。

例えば中耳炎で聞こえの障害が残った場合、言語の取得の心配や将来の進路に関する悩みも生じるかもしれません。

しかし、このことを耳鼻咽喉科医が改めて意識し『小児耳鼻咽喉科学』として専門的、学問的に捉えだしたのは実は最近のことなのです。

僕は今回クリニックを開院するにあたり、将来の社会を担う子供達の健康維持に積極的に関わりたいと考え『小児耳鼻咽喉科』を標榜することを決意しました。

・・・と、そのような難しい話はこの位にして、簡単に言えば『小児耳鼻咽喉科』の標榜は『子供達の味方になれる、子供達の気持ちに寄り添えるお医者さんになる』という皆様への決意表明なのです。

 

子供達は病状を上手く言葉で表す事ができません。

耳が痛くてただただ泣くだけかもしれません。

知らないお医者さんに触られるのが嫌で蹴飛ばされた事だってありますよ。

お母さんが大好きでちょっとでも離れるのが嫌な子もいるでしょう。

待ち時間が退屈で退屈で大嫌いだと思います。

 

それは子供に取っては当たり前の事、僕も二人の子供の父親なので良く分かります。

 

そんな子供達の気持ちに寄り添いたい、そんな想いからまずは目に見える形としてキッズルームの充実を考えました。

キッズルームで楽しんでいるうちに診察の順番がやって来て、診察室に入ったらニコニコした優しいお医者さんが診てくれた・・・

耳鼻科って、楽しい所だな・・・

 

そんな耳鼻科になるという約束宣言として、あえて『小児耳鼻咽喉科』を標榜し子供達の気持ちに寄り添って行きたいと思います。

 

↓そのキッズルームにモニターが付きました。

ディズニーにジブリにピクサー・・・日替わりで上映予定です。

キッズルームモニター


なかい耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科

院長 中井 茂(なかい しげる)

院長 中井 茂(なかい しげる)

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